アダルトチルドレン:人生を自分の望む未来に変える
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
潜在意識ソウルコンサルタントの小川宮弥です。
幼い頃から親が大好き!という人は少ないかもしれません。
本当は好きだけど、表面的に口うるさいとか、わかってくれないとか、そういう面で嫌い!と思ってしまうこともあります。
または、もっと根深い問題・・・
虐待をされた、ネグレクトだった、親らしいことをしてもらえなかったなどもあるかもしれません。
そのような場合は特に、恨みや嫌悪感、縁を切りたいという気持ちになると思います。
そして生きづらい原因は親にあると、その面でも親を責めるかもしれません。
確かにその通りです。
もっときちんと養育してくれたら、愛情を示してくれたら、せめてもう少しまともな生活ができていれば・・・
今とは違う人生になったかもしれません。
でも、「今」このような人生を歩んでいます。
それは、紛れも無い事実です。
私たちは「今」を生きているのですね。
「過去」にも「未来」にも生きられません。
未来はたくさんの可能性があります。
「今」から無数の人生が分岐しているのですね。
どの未来を選択するかは、あなた次第です。
もっと厳密に言えば、「あなたの意識次第」です。
それこそ、このまま何も変わらなければ、未来においても今と変わらないような毎日かもしれません。
もっと大変な思いをしているかもしれません。
もっと素晴らしい毎日を送っているかもしれません。
これはあなたの「今」の意識一つで変わることです。
少なくとも、今まで通り親を恨んでいたり、過去の出来事に嘆き悲しんだり、怒りを持ち続けている限り、「今」と似たような「未来」となるでしょう。
もしもっと、あなたにとって良い未来を選択したいと思ったなら・・・
まずは、過去のことは清算してください。
できれば綺麗に清算した方が良いのですが、そこまででなくても大丈夫です。
「よく親を赦して」と言いますが、そこまではハードルが高いので、まずは
「そんなこともあったな」
と、ただ淡々と客観視してください。
そこに感情をつけてしまうと、一気に悲しみや怒りがこみ上げてきます。
怒りや悲しみがあることで、「なんであの時こうしてくれなかった?!」と思うのは、その過去にしがみついていることになります。
過去に対して「なんで」と問いかけても、何も返事はしてくれません。
その答えは、あなた、そしてそれに関わった人たちそれぞれの胸の中にあります。
さらには、その答えは皆違うかもしれません。
その物、その出来事は、ただそれがあるだけ、それが起こっただけのこと。
それに対して、いろいろな思いを抱くのは、自分なのですね。
そしてその思いは皆、自分が感じたことを「自分勝手に」抱くのです。
たとえば、学校で生徒が二人、先生から叱られたとします。
一人の子は、「他の子も一緒にいたのになんで自分たちだけこんなに怒られなきゃならないんだ!」「まずいことをしちゃったな・・・」と思っているとします。
もう一人の子は「早く終わらないかな・・・」と思っていたとします。
同じ現象・・・「先生に叱られる」ことを体験しても、それぞれの胸中では違うことを思っているのですね。
言葉は悪いですが、自分が勝手にそのように思ってしまっただけ。
「きっとそうなんだ、そうに違いない」と、自分勝手に思い込んでしまっただけなのです。
自分を主人公とせず、小説かテレビでも観ているような感覚で、客観的にその物事を捉えることで、気持ちは楽になります。
視点で「そんなこともあったね」とか「もしかしたら、自分の思っていたのは違うかも?」と客観的に捉えることで、その苦しみから抜け出すことができます。
あなたの人生がより良いものとなり、あなたらしく笑顔で生きていくことができますように♡